茨城百景包含風景 下金沢八景
茨城百景包含風景探索
茨城百景 如信上人の墓
こちらの百景の包含風景に不明なことが多数。
現地に行く前に調査。
何時行けるかは不明。自宅からあまりに遠距離。

如信上人の墓は法竜寺にあります。
1 依上古城址(よりうえこじょうし)
まさに址、城跡が記録されているだけ。
場所は塙中条564ほか、となってます。国道461号沿いの畑、尾関たまご村という肉屋さんの裏手のようです。

2 御神楽石
相川地区県道158号の御神楽橋から山に入る。
新田山(しんでんやま)の山中。
3 下金沢八景(しもかねさわはっけい)
これだけの記載しかない。場所が判明しません。
そもそも八景とはなにか?
中国の山水画の伝統的画題からきているそうです。そのポイントは雪、雨、鐘、鳥、夕日、月、霞、舟。
これらの画題に地名が組み合わさるようです。
関東でなじみの横浜の私鉄駅「金沢八景駅」もこの例で近くの風景を表しているそうです。
さて、下金沢八景、その個別名称がわからん事にははじまらない。
昭和28年発行の「奥久慈膝くりげ」なる書物をみつけました。
石井良一 著、図書刊行会発行、奥久慈郷土史刊行会
隣町のおおきな図書館まで出かけて、下金沢八景の項を見つけるも。八景の名称と付随する詩歌が記載されているだけ。
①小平の秋雨
草枕かりの床のこたひらの里しずかなる夜の雨かな
②鷲嶺の晩鐘
旅人はさこそ宿りをいそぐらん日も入相のかねを聞くにも
③野田の落雁
野田の面に馴れて落ちくる雁がねは誰そ王章をかけてきつらん
④鴛鳥川の垂釣
流れゆく月日の影を押川におしとしもなく釣するやたえ
⑤滝沢の帰樵
妻木樵り帰る翁もみやま路に白滝沢の水をこそくめ
⑥御城の暁鼓
玉くけ明けゆく空となりにけん御城の神鼓の音ぞきこゆる
⑦女倉の秋月
秋の夜の女倉の山は名のみにて紅葉を照らす月のさやけさ
⑧古館の暮雪
いにしえの事はさたかに白雲のふるたてあとに積もる夕ぐれ
地名地域と画題の組み合わせとするなら。
①小平の秋雨
小平は地域名称だろうけど該当するものが地図上に発見できない。
不明
②鷲嶺の晩鐘
鷲嶺に近いことばは性徳寺の山号
鷲栖山法光院性徳寺(わしのすさんほうこういんしょうとくじ)
③野田の落雁
野田地区で見られる雁の飛行。
国道461号と性徳寺に挟まれる地域の小字が野田らしい。
④鴛鳥川の垂釣
垂釣(すいちょう)とは釣り糸を垂れること。
鴛鳥川の名称が不明ですけど、詩歌の中にある押川は国道461号沿い。
鴛鳥は大子町の町の鳥ですから押川のほとり。
⑤滝沢の帰樵
帰樵は山の風景らしい。山を描く際にたきぎを背負う人間を山とともに描いているパターン。
近くの沢を調べると南山の反対側に滝沢と言う川がある。しかし、流れる先は下金沢ではない。栃原に流れ出る。
滝沢は不明。
⑥御城の暁鼓
お城の太鼓の音
お城といえば依上城(よりうえじょう)のこと?住所 塙字中城564ほか
⑦女倉の秋月
女倉(めぐら)とは女倉山の事。
横浜ゴム タイヤテストコースのななめ下あたりに、岩壁の見えるドーム型の山がある。
ここは女倉舘の跡でもあるそうで個人の所有する土地らしい。
⑧古館の暮雪
古館は下金沢古館跡の事かと思う。
住所 下金沢字古館1442ほか、斎藤リンゴ園の敷地らしい。
明治22年(1889年)に依上村が合併により誕生。芦野倉村、塙村、田野沢村、上金沢村、下金沢村、相川村、初原村、槇野地村、左貫村の合併。
更に、昭和30年に依上村が大子町、袋田村等と合併して大子町。
こうなると旧地名がわからなくなります。
すべてが大子町の地番に置き換わる。
ちなみに、金沢のいわれは、この地域で金 ゴールドが産出された事からだそうだ。
現地に出向いてこの記事を参考に見つけられるでしょうか?
こちらの百景の包含風景に不明なことが多数。
現地に行く前に調査。
何時行けるかは不明。自宅からあまりに遠距離。

如信上人の墓は法竜寺にあります。
1 依上古城址(よりうえこじょうし)
まさに址、城跡が記録されているだけ。
場所は塙中条564ほか、となってます。国道461号沿いの畑、尾関たまご村という肉屋さんの裏手のようです。

2 御神楽石
相川地区県道158号の御神楽橋から山に入る。
新田山(しんでんやま)の山中。
3 下金沢八景(しもかねさわはっけい)
これだけの記載しかない。場所が判明しません。
そもそも八景とはなにか?
中国の山水画の伝統的画題からきているそうです。そのポイントは雪、雨、鐘、鳥、夕日、月、霞、舟。
これらの画題に地名が組み合わさるようです。
関東でなじみの横浜の私鉄駅「金沢八景駅」もこの例で近くの風景を表しているそうです。
さて、下金沢八景、その個別名称がわからん事にははじまらない。
昭和28年発行の「奥久慈膝くりげ」なる書物をみつけました。
石井良一 著、図書刊行会発行、奥久慈郷土史刊行会
隣町のおおきな図書館まで出かけて、下金沢八景の項を見つけるも。八景の名称と付随する詩歌が記載されているだけ。
①小平の秋雨
草枕かりの床のこたひらの里しずかなる夜の雨かな
②鷲嶺の晩鐘
旅人はさこそ宿りをいそぐらん日も入相のかねを聞くにも
③野田の落雁
野田の面に馴れて落ちくる雁がねは誰そ王章をかけてきつらん
④鴛鳥川の垂釣
流れゆく月日の影を押川におしとしもなく釣するやたえ
⑤滝沢の帰樵
妻木樵り帰る翁もみやま路に白滝沢の水をこそくめ
⑥御城の暁鼓
玉くけ明けゆく空となりにけん御城の神鼓の音ぞきこゆる
⑦女倉の秋月
秋の夜の女倉の山は名のみにて紅葉を照らす月のさやけさ
⑧古館の暮雪
いにしえの事はさたかに白雲のふるたてあとに積もる夕ぐれ
地名地域と画題の組み合わせとするなら。
①小平の秋雨
小平は地域名称だろうけど該当するものが地図上に発見できない。
不明
②鷲嶺の晩鐘
鷲嶺に近いことばは性徳寺の山号
鷲栖山法光院性徳寺(わしのすさんほうこういんしょうとくじ)
③野田の落雁
野田地区で見られる雁の飛行。
国道461号と性徳寺に挟まれる地域の小字が野田らしい。
④鴛鳥川の垂釣
垂釣(すいちょう)とは釣り糸を垂れること。
鴛鳥川の名称が不明ですけど、詩歌の中にある押川は国道461号沿い。
鴛鳥は大子町の町の鳥ですから押川のほとり。
⑤滝沢の帰樵
帰樵は山の風景らしい。山を描く際にたきぎを背負う人間を山とともに描いているパターン。
近くの沢を調べると南山の反対側に滝沢と言う川がある。しかし、流れる先は下金沢ではない。栃原に流れ出る。
滝沢は不明。
⑥御城の暁鼓
お城の太鼓の音
お城といえば依上城(よりうえじょう)のこと?住所 塙字中城564ほか
⑦女倉の秋月
女倉(めぐら)とは女倉山の事。
横浜ゴム タイヤテストコースのななめ下あたりに、岩壁の見えるドーム型の山がある。
ここは女倉舘の跡でもあるそうで個人の所有する土地らしい。
⑧古館の暮雪
古館は下金沢古館跡の事かと思う。
住所 下金沢字古館1442ほか、斎藤リンゴ園の敷地らしい。
明治22年(1889年)に依上村が合併により誕生。芦野倉村、塙村、田野沢村、上金沢村、下金沢村、相川村、初原村、槇野地村、左貫村の合併。
更に、昭和30年に依上村が大子町、袋田村等と合併して大子町。
こうなると旧地名がわからなくなります。
すべてが大子町の地番に置き換わる。
ちなみに、金沢のいわれは、この地域で金 ゴールドが産出された事からだそうだ。
現地に出向いてこの記事を参考に見つけられるでしょうか?
- 関連記事
-
- 茅葺建築物のある茨城百景と包含風景 (2021/12/29)
- 探索茨城百景 含風景 鐘 土浦市、潮来市の鐘 (2021/12/05)
- 探索茨城百景 鹿島神宮景勝地 (2021/04/30)
- 探索茨城百景 天竜院と里川 (2021/04/17)
- 探索茨城百景 龍神峡と安寺持方の包含風景 (2021/03/22)
- 茨城百景包含風景 下金沢八景 (2021/03/10)
- 探索茨城百景 包含風景弥勒寺 大日堂 笠間附近国宝社寺巡り (2020/10/21)
- 探索茨城百景 萩の井 笠間稲荷と佐白山の包含風景 (2020/10/21)
- 探索茨城百景 板橋不動尊と金村別雷神社の包含風景 (2020/10/19)
- 探索茨城百景 釣の十六島と横利根の閘門推理 その2 (2020/10/09)
- 探索茨城百景 笠間附近国宝社寺巡りの石碑について (2020/10/05)
スポンサーサイト
コメント